白血病になった時の話

人生で二度白血病にかかりました(現在は寛解しています)。その時の記憶を遡りここに記していきます。

CVC(中心静脈カテーテル)

 

前回の記事で、白血病の治療は主に抗癌剤という話をしましたが、それを使うのにカテーテルはなくてはならないものです。

 

CV(カテーテル)とは

まずカテーテルとは、体内に挿入して検査や治療を行うための管のことをいいます。

(血管・胃・尿道などいろんな所に通す種類のものがあるみたいです。)

 

当時の小児科ではCVC(中心静脈カテーテル)を入れてました。

 

その定義はよく分かりませんが、大体鎖骨の下あたりのとこから管を入れ、心臓から伸びてる太い血管に管を通してます。

 

なぜCVを使うのか? 

「鎖骨の下から心臓から伸びてる血管に刺す」

ってなんか大変そうですよね?

点滴する時のように血管に針刺すじゃだめなの?って思いません?

それにはいくつか理由があります。

 

  • 血管の損傷を少なくするため

ただ点滴を流す分には腕から通す針で問題ありません。

ですが治療に使っていくのは抗がん剤であり細胞を死滅させる薬です。

なので血管もボロボロに傷つけます。

その為、強くて太い血管に通すわけです。

 

  • 針の差し替えがなくなる

抗癌剤さえ流し終えれば点滴はおしまい!ではないんです(^^;

体に残った抗癌剤をいち早く外へ出す為、点滴はほぼずっと流し続けなければいけません。

 

でも腕から入れた針ってそんなに長持ちしないんですね。

漏れたり逆流したりして刺し変えなきゃいけない!なんてことはよくあります。

長い長い入院治療中にそんなこと何回も繰り返してられないですよね^^;

 

その問題をCVも解決してくれます。

管は直接太い静脈に通すので、腕に通すよりも断然もれる心配がありません。

それにずっと刺しっぱなしでokです。

僕は退院するまで刺し換えせずに済みました♪

 

それに腕からだと抗癌剤が漏れたとき、その種類によってはかなり危険なんです。

小さな子でCVを使えず、腕から針を刺している子がいたんです。

(入れられない理由は分かりません)

抗癌剤が漏れてしまったことがあって、見せてもらうと手の甲の皮膚が破けたみたいになっててとても痛々しかったです。

抗癌剤の恐ろしさを知りました。

 

その他のメリットとデメリット

メリット

  • 管から採血もできる

なんと繋ぎっぱなしの管から採血もできます!

何度も針を刺される心配がありません♪

かなり楽ちんです^^

 

デメリット

  • 管の刺さっている入口は定期的に消毒が必要

入口からばい菌が入らないように定期的に消毒が必要です。

デメリットというか看護師さんが大変ですね^^;

 

  • 縫い付けられてるところが痒い

ずっと繋いでますから痒くなってきます。

掻き毟りたいところですが下手したら抜けてしまうのでそんなこと出来ませんw

そんな時は消毒ついでに綿棒で掻いてもらってましたw

 

  • 風呂に入る時の防水処理が大変

お風呂の時は濡れないように防水テープを刺し口周りに沢山貼ります。

皮膚が弱いとテープ負けして大変です。

 

  • 跡が残る 

1年くらい刺しっぱなしだったので今でも縫い跡があります。

僕は気にしてませんが人によっては気にするのかも。

 

CVの処置へ

管を身体に刺し込む処置は、普通は局所麻酔でやるそうでした。

しかしある程度大きくなった子は、変に動いたりすると危険!という理由で全身麻酔(だったと思う)ですることになりました。

 

麻酔後は眠って起きたら終わりなのかな?と思ったらそうじゃありませんでした( ;∀;)

なんと急に視界がぐるぐる回り始めたんです!

f:id:storyofall:20190309200520p:plainf:id:storyofall:20190309200515p:plain

イメージ的には上の画像のようにりんごが歪んでいく感じです。

それになぜか意識を失いませんし吐き気までしてきました^^;

 

意識を失わないので処置をされてる感覚があります。

鎖骨下辺りで何かをされている感じがありました。

痛みは感じなかったのでそこだけは良かったです。

しかしそれどころではなくなりました。

 

そうこうしてるうちに視界が一面濃い緑になって、幾何学的な模様やら記号やらがちらつき始めたんです。

もうわけが分からなくて脳がバグったみたいでした。

 

そんな意味不明な現象と闘いながら暫くすると景色は落ち着いていきました。

気付くとCVがちゃんと通らされていました。

 

さいごに

今回書いたことは10年以上前の小児科で受けたいろいろの話です。

現在ではかなーり色んなところが変わっています。

小児と成人でも処置等違いがあるのかもしれません^^; 

いずれ1度目と2度目の違い色々も記事にしたいと考えています。

 

読んでいただいてありがとうございました。