白血病になった時の話

人生で二度白血病にかかりました(現在は寛解しています)。その時の記憶を遡りここに記していきます。

昔と今

医者との再開 僕が入院した病院は、子供の頃の治療で入院した病院とは別です。 そして昔は小児科でしたが今は血液内科という聞き慣れないところになりました。 僕は小児科の頃お世話になったお医者さんがこの病院に異動したという話を思い出し、小児科へ会い…

医学の進化

一通り検査が終わるといよいよ抗ガン剤治療に入ります。 昔の記憶が蘇ります。 また辛い日々が始まるのだろうか。 そう思っていました。 吐き気止め 以前にも抗ガン剤をする前には必ずするものでした。 しかし昔のものは全然効かず、寧ろこれから始まる抗ガ…

北海道へ

こちらの病院で治療するのか、それとも北海道へ戻って治療するのかと医者に言われた僕です。 まず僕は親にまた病気になってしまったことを伝えました。 そして、この地で治療する事を伝えてその日は電話を終えました。 ですが次の日親側から電話があり、 『…

再発

健康診断での採血結果で白血球の値が平均を下回りました。 再検査の為に僕は別の持病で通っていたクリニックに向かいました。 とても信頼できる先生です。 事情を話し、採血を終えてその日は帰宅しました。 採血結果 結果は変わりませんでした。 白血球数の…

社会人 二度目の予兆

社会人2年目。 僕は大学を卒業した後、北海道を出てとある派遣会社に入社しました。 そしてその後ある会社に派遣され、1年を過ぎたころでした。 就職してから 今まで実家暮らしだった僕は家事という家事をほとんどした事がなく、洗濯すらまともに出来ない状…

治療の終わり・仲間の通夜

維持療法も段々頻度が減っていき、短期の入院治療がなくなり、やがて 外来治療も終わりを迎えました。 やっと抗癌剤から解放されたんです。 これほど嬉しいことはありません。 抗癌剤が終わったということは全ての治療プランが終わったということです。 治療…

髪質の変化

退院後も抗癌剤治療は外来と短期入院で続いていました。 ですがその頻度は入院時に比べると大分落ち着いていた為、日に日に髪の毛の量も元に戻っていきました。 今回は白血病になり、抗癌剤治療する前と後で髪質がどう変わったのかについて話します。 病気に…

維持療法と高校生活

僕は高校に進学しました。 退院はしましたがまだ白血病の治療は終わっていません。 維持療法 今後は外来での治療と、短期入院での治療があります。 この最後の段階の治療を維持療法と言うそうです。 外来治療 外来治療では、1時間程抗癌剤を入れていました。…

退院・卒業

退院 ついに長い長い入院治療を終え、退院する事が出来る事になりました。 気になっていた頭にも少しだけですが毛が生えてきました。 胸の中にずっと繋がっていたカテーテルもやっと抜くことが出来ます。 (抜くときは意外とあっさりでした) 長く刺さっていた…

おくりもの・卒業写真

入院中にクラスの皆と担任の先生から何度かおくりものをいただきました。 もらったもの 手紙 色紙 千羽鶴 学校祭のビデオ 手紙 A4サイズの紙に書かれたメッセージでした。 男子からはストレートな言葉が多かったです。 『早く治せよ!』とか『早く帰ってこい…

放射線治療

地固め療法もほぼ終盤にかかってきました。 入院してから既に約1年経っていたと思います。 入院しながらの治療も終盤にかかってきました。 今までは主に点滴の抗癌剤での治療でした。 (たまに飲み薬の抗癌剤) そして今回、新たに放射線治療を始めると担当医…

骨髄移植をした友だちの話

今回は入院したばかりの時に友達になってくれた子の話です。 その時の事は以下の記事に書いています。 よろしければそちらもよろしくお願いします。 ⬇︎ 小児科と仲間 - 白血病になった時の話 友達のこと 当時の彼は小学校2、3年生くらいだったと記憶していま…

副作用について

今回は一度目の闘病中に自分が体験した副作用と、周りの入院患者さんが実際になっていた副作用の事を話そうと思います。 白血病や癌などの治療が辛いのは抗癌剤治療の副作用のせいでしょう。 出る副作用は抗癌剤の種類によって変わりますが、ここではそこに…

家族のこと

今回は闘病生活を支えてくれた家族についての話です。 家族の支えなしでは僕は治療を乗り越えられなかったと思います。 母親の事 入院してから母はほぼ毎日お見舞いに来てくれていました。 家から病院が近くだったわけではありません。 往復だと1時間以上す…

闘病仲間だった親友の話

ある日小児科病棟に新たな患者が入院してきました。 割と年の近そうな男の子でした。 その時の部屋は2人部屋。 僕は廊下側のベットで彼は窓側でした。 来た時はカーテンを閉め切った状態。 気持ちはよく分かります。 僕も入院した時はそうでした。 とあるき…

隔離と口内炎地獄

メソトレキセート 当時入院患者の間で最強の抗癌剤と言われていました。(以後メソ) CCレモンみたいな色をしています。 この抗癌剤、投与量がハンパないです。 オレンジの抗癌剤の何倍も量がある為、その分時間もかかります。 繋がれてる時間が長いだけ気が滅…

看護学生さん・恩師について

看護学生さん 何度か看護学生さんが研修の為に小児科に来ることがありました。 実際に入院している患者の担当となり、数日間血圧を測ったり身体を拭いてくれたりします。 あとは何気ない会話をしたりしていました。 僕にも退院するまでの間、4人の学生さんが…

地固め療法

治療は次のステップに続きます。 地固め療法 治療の期間や薬の種類は変わっても抗癌剤を投与する事に変わりはありません。 結局は吐き気などの副作用との戦いです。 髪も抜けるしメンタルが削られていきました。 ロイケリン 新しく粉薬の抗癌剤がはじまりま…

輸血について

寛解導入療法を終えて、今度は地固め療法をしていくことになった僕。 今まで使ってきた抗癌剤に加えて他の抗癌剤も使うことが増えていきました。 その過程で著しく血小板が下がることが幾度かありました。 それはかなり危険なことなので、その都度輸血が必要…

『当時やめて欲しかった事』と『今思う事』

白血病はとても辛い病気です。 その辛さは今まで記事に書いてきた内容からも分かっていただけるかと思います。 今回は、当時僕が家族やお見舞いに来てくれた人などに対してやめて欲しかった事。 また、それを今思い起こして反省している事について書いていこ…

一日のスケジュール

以前に一日の過ごし方についての記事を書きました。 www.shoichi-blog.com 今回はもう少し詳しく、1日のスケジュール?的な感じで振り返ろうと思います。 15年以上前の話なので怪しい部分もあるかもしれませんw 7:00 起床 確か7時くらいだったと思いま…

お医者さんと看護師さん

今回はお医者さんと看護師さんについて書いていこうと思います。 お医者さん 転院前の病院のお医者さんは、なんというかあくまで"医者"と"患者"の関係というか、どこか冷めた感じがしていました。 患者ではなく病気を見ているような。 やり取りもほとんど記…

1日の過ごし方・体力低下対策・病院食について

今回は当時の入院生活での 1日をどう過ごしていたか 体力低下対策 病院食 について思い出していこうと思います。 1日の過ごし方 調子が悪いとき 治療後の数日間は副作用でダウンしてることが多かったです。 1日中ベッドの上でぐったりでご飯もまともに食べれ…

寛解導入療法を終えて

寛解導入療法の記事を3つ書きました。 www.shoichi-blog.com www.shoichi-blog.com www.shoichi-blog.com 服用してた薬 飲んでた薬について書くのを忘れていました^^; 名前などは詳しく覚えてないのですが結構沢山飲んでました。 利尿剤、抗菌薬、胃薬、カ…

ルンバール

前回と前々回の記事の続きになります。 www.shoichi-blog.com www.shoichi-blog.com オンコビン 前回の記事で書いた抗癌剤のロイナーゼは使った記憶はしっかり残っているのですが、このオンコビンという抗癌剤はほぼ記憶にありません。 2度目の白血病の時に…

抜けてる記憶の理由を考えてみた

前回の記事の続きになります。2記事目です。 www.shoichi-blog.com 初めの治療であるオレンジ色の抗癌剤とプレドニン錠剤は終わりました。 前回書き忘れましたが、プレドニンは米粒より少し大きいくらいの大きさです。 それを1日10錠以上飲んでたんじゃない…

寛解導入療法

以前に記事で『治療には段階がある』ということを説明しました。 www.shoichi-blog.com その一番最初の段階である『寛解導入療法』のはじめのはじめついて、記憶を辿って思い出していこうと思います。 (2,3記事くらいに分けて説明しようと思ってます!) 初め…

CVC(中心静脈カテーテル)

前回の記事で、白血病の治療は主に抗癌剤という話をしましたが、それを使うのにカテーテルはなくてはならないものです。 CV(カテーテル)とは まずカテーテルとは、体内に挿入して検査や治療を行うための管のことをいいます。 (血管・胃・尿道などいろんな所…

治療の段階

白血病の治療法は主に抗癌剤です。 そしてその治療のプランには段階があります。 ※当時の子供の急性リンパ性白血病の場合です。 寛解導入療法 血液中の癌細胞を殲滅し、寛解にもっていくための最初の治療段階の事を言います。 寛解については以前にも説明し…

小児科と仲間

転院してから入院した科も小児科でした。 ですがそこの病棟は少し変わっいて、子供の他に何故かおばさま方も入院していました。 婦人科と小児科の合わさった病棟だったのかもしれません。 たまにおばさまが蜜柑とかお菓子くれました^^ 年齢層 小児科患者の年…